株式会社 稲葉商店は、北に富士山を、南に駿河湾を望む自然豊かな環境の中で、「地球にやさしいリサイクル」の企業理念に基づき、リサイクル事業の向上を目指します。そして、環境問題が経営の最重要課題のひとつであることを認識し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んで参ります。
当社の事業活動に関わる環境への影響を常に認識し、汚染の予防を含む環境保護に努めるとともに、環境マネジメントシステムの継続的改善を図ります。
当社の事業活動にかかわる環境に関する法規・条例・その他当社が同意する要求事項を尊守します。
限りある資源をリサイクルする為に、事業活動において省資源・省エネルギー活動を進め、環境保全に向け継続的な向上を図ります。
リサイクル事業を行うに当たり、定常・非定常業務及び事故などの緊急時においても環境汚染防止に努めます。
良き企業市民として、地域の環境保全に向けた活動や環境教育を推進します。
この方針は社員・パート社員・派遣社員ならびに委託業者に周知するとともに、一般の人にも開示します。
当社では、時代に適合したより高度なリサイクルの為に、さまざまな努力を行っています。これまでも、リサイクル作業・工程の自動化・省略化・作業の安全や環境保全に寄与する最新の技術の導入、より適正なリサイクルを行うための各種認可の取得を行ってきました。
最近では、環境マネジメントの国際規格であるISO14000シリーズの認証取得を行うなど、特に環境を重視したリサイクルシステムへの対応に力を入れています。
新たにPETフレークプラントを導入するにあたり、排水処理が課題となっていました。
通常では化学薬品を用いた排水処理を行うのですが、よりエコな設備を検討していたところ、東北大学で酪農汚水の浄化のため人工的に湿地を作る実験プラントを作成していることを知り、東北大と産学連携で産業用として初めて、汚水浄化設備として人工湿地を導入しました。(現在は担当助教の転籍先で、弊社会長の出身大学でもある日本大学と産学連携中。)
新たに一般貨物自動車運送事業(緑ナンバー)の取得をするにあたり、トラックや重機の洗浄のために平成23年5月に導入しました。
車両のみならず構内の洗浄にも役立っています。
環境に配慮した企業として、日産自動車㈱の電気自動車「リーフ」を平成23年4月に営業車として導入致しました。
富士市で最初の電気自動車購入店であり、取引先からも試乗の申し込みがあるなど大きな反響がありました。
また、以前までは構内の洗浄にガソリン式の清掃車を利用しておりましたが、排気ガスを出さず静音性に優れたドイツの「ケルヒャー」製の電気式清掃車を導入しました。スクラップ業にありがちな構内の汚れも意識し、クリーン&エコを心がけています。
事務所や工場内の効率化・省エネ化を実現するため、平成22年6月に事務所内の蛍光灯を、平成23年7月には工場内の水銀灯を、すべて三菱電機の新型LED照明に変更しました。
平成22年10月には、かねてより検討していたオール電化の冷暖房、給湯システムとしてエコアイス、エコキュートを導入し、快適な仕事環境の整備にも力を入れております。
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