皆さんの身近なところでたくさんの鉄がリサイクルされているのをご存知でしょうか。
スチール家具、要らなくなった自転車や建物などの建築物を解体したときに出る鉄骨や鉄筋など、使わなくなった鉄製品はその大部分がスクラップとして集められ溶かされて再び新しい鉄へと生まれ変わっています。
「新たな鉄に生まれ変わる」ということは漠然と分かっていても、実際にはどのような工程を経て、リサイクルされるのでしょうか。
廃棄された鉄くずの中には鉄(鋼)だけではなく、アルミ・銅・砲金・真鍮などの非鉄と呼ばれるものも含まれています。
これらが混ざったままでは再生処理ができないため、鉄の種類によって細かく分別する必要があるのです。
稲葉商店では、最新の設備と卓越した職人の手によって、これらの鉄を正確に分別し適切な状態に処理した後に出荷しています。
産業活動や家庭から出る工場加工屑・解体屑が当社へと搬入されてきます。
屋内クレーン2機を備えた屋内プラントで分別されます。
スクラップなど大型の廃棄物は屋外のクレーンで分別作業を行います。
砲金・真鍮 など職人の目によって細かく分類されます。
通称「ギロチン」と呼ばれる圧縮切断機によって一定の長さに切断されます。
圧縮機で素材ごとに箱型にまとめられます。
バーナーによる手作業で溶断します。
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